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モンベルが開発した「日本を快適に走る自転車」


深い山々を有する国、日本。

国土の6割以上が山地であり、その険しい地形は山奥にとどまらず海岸にまで迫るほど複雑で起伏に富んでいます。
その豊かな地形を縫うように張り巡らされた道々を走りこなし、
そして日本人の体にぴったりとフィットする自転車、それが「シャイデック®シリーズ」です。



 


開発のきっかけ

 

モンベルが取り組む環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」。人力のみで海(カヤック)から里(自転車)、そして山頂(登山)へと進む中で、自然の循環に思いを巡らせ、かけがえのない自然について考えようという環境スポーツイベントです。
「SEA TO SUMMIT」などの活動を通じ、日本の様々な土地を走るなかで感じたのは、山があってこそ日本のサイクリングシーンは成り立つということでした。

高台から望む海の美しさや新緑に囲まれた山を縫うように張り巡らされた道、大パノラマが広がる峠からの展望。起伏に富んだ地形に囲まれた日本でサイクリングを楽しむうえで、ヒルクライムは醍醐味であると同時に、乗り越えなくてはならない壁であるとも言えます。

そんな日本を快適に走るために、体にぴったりとフィットし、起伏に富んだ地形でも自分のペースで快適に漕ぐことができる自転車の必要性を感じました。
こうして、自分たちの欲しいものは自分たちで創るというモンベルの創業以来の基本姿勢に基づき、これまで欧米の土地や欧米人の体格に合わせ開発されていた自転車から離れ、日本に見合った独自の自転車「シャイデック®」の開発が始まりました。

そして誕生した、モンベル初のロードバイク

 

フレーム設計からパーツの選定に至るまで一切の妥協を許さず、幾度もフィールドテストを繰り返し、2014年春、モンベル初のロードバイク「シャイデック®」が誕生しました。

 

シャイデックの名はスイスの名峰「アイガー」のふもとにたたずむ峠、「クライネ・シャイデック」に由来します。

ロードバイクの開発から始まったシャイデック®のコンセプトは山道をかけめぐるマウンテンバイクや、荷物を積んで旅をするツーリングバイク、街中を駆け抜けるクロスバイクの開発にも活かされています。

これからスポーツサイクルを始めるという方や、経験豊かなサイクリストたちにも乗りやすく、快適に漕ぎだせる軽量な自転車「シャイデック®」シリーズは日本人の体格や起伏に富んだ日本の地形にベストフィットする一台です。

 

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